この事例の依頼主
女性
相談前の状況
５０年以上、賃料が変更されておらず、非常に低額な賃料のままとなっていたため、少しでも賃料を増額させたいとのことでご依頼をいただきました。
解決への流れ
話し合いで解決するにしても、適正な賃料額についての資料が必要であるため、不動産鑑定士に賃料の鑑定を依頼した上で、賃料増額請求の通知を行い、話し合いを進めることを助言し、ご依頼を受けました。最終的には、従前の賃料の３倍以上に増額させる内容で合意することができました。
従前の賃料があまりにも低すぎたため、今回は３倍以上の金額に増額できました。また、話し合いで解決するにせよ、調停・裁判を起こすにせよ、適正賃料額についての客観的な資料が必要になります。不動産鑑定士への依頼は別途費用がかかってしまいますが、スムーズに話を進めるためにも鑑定の実施は十分検討した方が良い選択肢です。